顧客が頼ってくれる存在でありたい


 私は長年、製造現場で仕事をしてきました。過去にはロボットの製品に関する話もあり
ましたが、当時の会社の運営上、受けることができませんでした。労働者の立場だと、な
かなか手を付けられない仕事があります。そしてこれまでの自分の知見や技術を活かせば
、そういった顧客の困りごとに手をかけられるかもしれません。こうした点から、自身の
製造業で培ってきた技術を活かし、世の中の困りごとを解決しつつ、顧客満足度を高める
ことを考え、特に「お客様の喜ぶ顔が見たい」と思い、起業を考えた次第です。
労働者の時代にできなかったこととして、顧客と具体的な話がなかなかできなかったと
いう点。顧客に対し具体的な提案をしつつ、設計からできる体制を構築したいと考えてお
ります。最初は数名の仲間とともに業務を実施する予定ですが、将来的には少しずつ規模
を拡大することを視野に入れています。
その際には従業員の教育体制を構築していきますが、自主的に動く従業員になっていた
だきたいと思います。QCDの面で高いレベルを維持するのは当然ですが、どのようにすれ
ば生産性を上げられるか、顧客の期待を超えるものができるか、そういったことを追求し
ていく体制が必要です。自身で考える習慣が身に付けば、それが今後は顧客への技術的な
提案に繋がっていきます。このために、従業員との密なコミュニケーションを取る体制を
構築しつつ、従業員満足度を高めるようにすることが、やがて顧客満足度に繋がるものと
信じています。
事業の中長期的な継続を考えると、儲けることも必要になりますが、顧客満足度を高め
、それが世の中への貢献に結びつけば、自ずと利益に繋がり、事業の継続になりえます。
これまでは従業員が嫌な思いをし、退職していく姿を目の当たりにしました。だからこそ
、従業員満足度、顧客満足度を高めつつ、更には地域住民との良好な関係性も考えていま
す。
三方良しに近い考え方かもわかりませんが、従業員満足度を高めることでより良い品質
、サービスや成果物が提供でき、顧客満足につながり、やがては世の中にも良い影響を与
えていく。我々の会社はこれを続けていきたいと考えています。

代表取締役 阿部弘幸